相見積りをしたところ業者間での金額差にびっくりしました。
まずは今回、見積ガイドに相談することになった経緯を聞かせてください。
杉野様
10年ほどずっとお世話をしていた、いとこの母親が老人ホームに入ることになり、住んでいた家を取り壊して土地を売却することになったのがきっかけです。
ただ、工事費は私が持つ必要があったので、なるべく費用を抑えて工事を済ませたいと考えていました。
ところが、川崎市のホームページに載っていた業者は見積金額がかなり高額だったんです。なので、いくつか業者を比較しようと思いました。
実際、別の業者紹介サイトも利用して合計10社から見積りを取りましたよ。
複数社から見積りを取ってみていかがでしたか?
杉野様
業者間で書き方が違うので最初は見比べるのが大変でした。でも、細かい内訳についても質問したらすぐに回答がきたので納得がいくまで比較できましたよ。
最終的に見積ガイドからご紹介させていただいた業者に依頼しようと思った決め手は何だったのでしょうか?
杉野様
やっぱり金額的なところが大きかったです。一番高かったのは川崎市のホームページで見つけた業者さんで見積り金額は360万円でした。一方、今回お願いした業者さんは160万円と金額差が200万円もあったんです。
実は他にも金額的にはそこまで変わらない業者さんがあったのですが、他の紹介サイトはやり取りが一方的なメールだったので不安がありました。
個人的には電話の方が早いし安心できると思ったので、全体的な対応力も考慮して見積ガイドさんにお願いすることにしたんですよ。
見積ガイドの担当者さんは川崎が地元だったみたいで、「何とかして力になろう」という熱意が伝わってきたのも好印象でした。
追加費用が掛かることがあるなんて最初は知りませんでした。
金額差の理由は何だったのでしょうか?
杉野様
アスベストの取り扱いに関する部分は金額差が大きかったです。ただ見た目が古いから「含まれているだろう」と憶測で判断して見積りを出している業者が半分くらいありましたね。
でも、もし10社とも同じことを言ってたらそうなのかなって思ったかもしれません。
今回はしっかりと調査をしてもらって危険なアスベストが無いことが分かったので安心しました。
あとは誘導員を入れるのかどうかでも金額に影響がありましたね。交通量の多い場所で近くに警察署もあったので、安全対策に関しては十分に配慮してもらう必要があったんですよ。
工事に関して不安はありませんでしたか?
杉野様
埋設物の撤去費用が追加で掛かるかどうかは心配でした。場合によっては50万円以上の追加費用が掛かるケースも珍しくないと聞いていたので。
実際、貯水槽が埋まっていたので追加で15万円ほど費用が掛かったんですよ。でも、業者さんが写真をすぐに送ってくれて実際に現場にも見に行って確認ができたのでスムーズに撤去してもらえました。
残置物の処分は自分でもやったのでだいぶ費用を抑えられましたよ。
工事をするにあたって何が一番大変でしたか?
杉野様
住んでいたのは90歳を超える方だったので、とにかく荷物が多かったんですよ。家の中は僅かに通れるスペースがあるだけで、物で溢れていました。
ある業者さんは歴代で一番荷物が多いと言っていましたよ。処分費用も幅がすごくて60~200万円と業者さんで見積りの金額が全く違いました。
また、そのまま処分すると費用が高いことも分かったので、一つひとつ仕分けをしてなるべく自分で処分するようにしました。
意外と昔の古書なんかは高く売れたりもしてだいぶ費用を抑えられたと思います。
では最後に、これから建物の取り壊しを検討している方に何かアドバイスをお願いします。
杉野様
建築業界は素人には分からないことが多いので、相見積りは必ず取った方が良いと思います。実際に私の場合は200万円も違ったわけですから。
もちろん、間には見積ガイドさんを入れるのが良いですよ。厳選された優良業者を紹介してくれるので本当に助かりました。
あと手間は掛かりますが、余裕がある方は残置物の処分をご自身でやると費用を抑えられます。意外と高く売れるものもあったりするので、ぜひ取り組まれてみてください。
杉野様、今日は貴重なお話を沢山聞かせていただきありがとうございました。