利用者の口コミや実績数を見て何かあった時も大丈夫そうだと思った。
今回お問い合わせいただいたきっかけをお聞かせいただけますでしょうか?
奥様
私の実家の工事はもう少し後でやるつもりでいたんです。不動産屋さんももっと後だと思ってのんびりしてたらしくて。税務署の申告の関係で、前倒しで作業することになり業者を探すことになったのですが、なかなか見つからなくて…。
ご主人様
家内の知り合いの不動産屋に地元の業者で普段からつかっている業者の名前を教えてもらったんです。自分で連絡して見積りを取ろうとしてたんですけど、その業者さんがどうも仕事を取りたくない様な雰囲気が出てたんですよね。
仕事をとりたくない…?どんな業者さんだったんですか?
ご主人様
問い合わせしても対応が遅いし、物件を見に来た時も2階部分をちゃんと見ないし、とか…。売却の引き渡しスケジュールが決まっていたのでちょっと焦っていました。
そこで別の業者をと思って、以前リサイクル業者に紹介された業者をネット検索したんですが、全然情報が出てこなかったんです。グーグルマップでも、全く情報が上がってこなくて。
工期を考えた時に、更地で保証してくれるか、万が一の時に業者がつぶれたり違法操業やって業務停止なんてことが起きたら結局自分たちに負担がふりかかってきますよね。業者選定のリスクを個人でどれくらい負えるかを考えたら依頼できなかったですね。
何かあった時に業者さんが逃げてしまうウソみたいな事例もあるんですよね。
ご主人様
1999年の金融危機の後の話なんですけど、住宅の建て替えで工事が終わった翌日にハウスメーカーが倒産して更地のままになってしまったことがあるんですよ。ハウスメーカーですら潰れるんだからね。そういった色々なリスクを考えなくてはいけない。
どこか良さそうなところはないかと探していて、ネットで「工事」と検索したら一番最初に出てきたんですよ。
正直御社のことも本当に大丈夫なのかわからなかったんですが、グーグルで一番最初に出てくるというのは、おそらく検索頻度が一番高いんだろうという風に思ったんで、事業内容とかどれぐらいデータ数を持ってて、登録している業者をどれだけ抱えているか、というのを見ました。あと実績件数も参考にしました。口コミ評価の蓄積はわたしたち個人で調べるには不可能な部分ですよ。
これだけのデータ数があるんだったら色んな事例を知っているはずだし何かあった時も大丈夫そうだと思って即日電話したんです。その2日後に見積りに来てくれて助かりました。
自分で得られる業者の情報は、ほとんどない。
ありがとうございます。本当に入念に下調べなさってたんですね。
ご主人様
いやいや仕事柄なんですよ。投資関係の仕事をしていて、いろんな企業に話を聞いたり会社情報を見たりしてきましたからね。
だから消費者の立場で、いろんな悩みとか直面するトラブルを解決するという仕組みは、実際使ってみて素晴らしいと思いましたね。
こういう業態があったほうが消費者にとってみれば非常にプラスですよ。まっとうな業者にもメリットがありますよね。まじめな業者っていくらでもありますからね。
ありがとうございます。業者をご自身で判断するのと第三者機関が間に入って判断するのでは判断基準は違いましたでしょうか?
奥様
違いましたね。地元の業者2社いましたけど、直接お会いして話している限りではすごい良い方なんですよね。見積りも安いし。でも、自分たちでは善し悪しが分からない。
ご自身で見極めるのは大変ですよね。
ご主人様
情報力と調査力とは全然違う。家の取り壊しは生涯に1回か2回の経験ですよね。我々が自分で業者に対してどれくらいの情報量があるか、得られる情報があるかというと、ほとんどない。皆無なんですよ。じゃあ、何で業者を決めるかといったら、提示金額だけになってしまうと思うんですよね。
最初は不動産屋に工事まで全部任せようという考えでした。でもやっぱり任せきりではいけないな、と良く分かりましたよ。
法人が間に入ってくれる仕組みは非常に安心感があった。
業者さんをイメージや金額で判断するにしても、未だに一式何百万と書く業者さんもいて判断は難しいですよね。
ご主人様
そうですね。だから、現地調査の時に長橋さんが庭石ひとつひとつまで数えているのを見て驚いちゃった(笑)。
少しお時間いただきましたがしっかりと調査させていただきました(笑)ニュースでも不法投棄が取り上げられますが、処分費を浮かせる為に空き地や川に捨ててしまう業者さんが未だにいます。私は庭石ひとつまでその場でちゃんと見積り出来るように入念に測量させていただきました。
ご主人様
他の業者で写真は取っていくけどね、何にいくらというコスト計算をしっかり見せない業者もいましたからね。金額の根拠はほとんどなくて、過去の経験則でこれぐらいだろうと感覚的に計算して言ってる金額だからね。最初に見積りにきた業者に途中でふっかけられるんじゃないかという不安がありました。
その点は長橋さんが金額の算出根拠をしっかりと提示してくれて、ここまでやってるんだったらお願いして大丈夫だなと思いましたよ。
奥様
他にもいくつか見積りしていた段階だったので、比較できて金額差が良く分かりました。見積り金額をすぐに出していただいたのにも驚きました。他は大体一週間はかかっていましたからね。
ご主人様
初めて工事を依頼をする人々にとって根拠とかプロセスが見えやすいのも非常に重要だと思うんですね。そういう点で認定協会さんは非常にいろいろと見えやすかった。
ありがとうございます。契約時には事務所までお越しいただきありがとうございました。
ご主人様
私の職業柄、強いこだわりがありまして、契約する際にちゃんと実体のある会社かどうか絶対に確かめないといけないと思ってたんで御社に伺いました。
ちょっと失礼な言い方かと思うんですけど、行ってみて実態のある会社だと分かったしサイトに書いてある内容はおそらく本当にやっているんだろうなと思いました。
正直、最初に見積りをとった2社より金額が高かったんですが、納期保証や施工期間中に施工業者に何かあっても問題なく完工できるように保証するということで、安心できると。法人が間に入ってくれる仕組みはこちらとしては非常に安心感があった。ただね、一点、壁がね、残っているかどうかということは現場を確認すれば分かることなんで、それだけは徹底してもらいたいところですね。
大変申し訳ございませんでした。大反省しております。今後の業者指導はもちろんですが、代表も含めて連携方法や品質管理部門の体制を改善、徹底していきます。ご指導いただいた事を業界の透明化にもつなげていきたいと思います。
ご主人様
リフォーム業者とか建築業界も同じようなことがありますよね。中間を束ねる保証業者というのは非常に重要だと思うんですよ。
一般消費者が直接探さなきゃいけない状態で第三者機関があると助かるし、不要なトラブルに巻き込まれる恐れがない。地場のまじめな業者がずっと生き残っていける根幹にもなるし、非常に素晴らしい仕事だと思いますね。だから、私が今後いろんなサービスを受ける時にはこういった第三者機関を必ず探すつもりでいるんですよ。
今回、「空き家に係る所得税の譲渡所得の特別控除の特例」をご活用されましたが、売却を考えている方々にご経験されてどういった準備が大変だったかアドバイスいただけますでしょうか。
ご主人様
家内が空き家特例に関するセミナーに行ったんです。親族が亡くなった際にそういうセミナーに出るのはなかなか難しいと思いますが、制度の全体像を知るためには良い機会だし、何をしなければならないかのイメージが出来てくると思います。
奥様
契約時点では、空き家特例の知識が全くなかったんですよ。特例自体が始まったのが平成28年ぐらいだったので、取り扱いが少ない自治体では対応に困っていて、こちらもどうやっていいか分からなかった。横浜市は取り扱い件数が多かったですね。
あと提出書類はコピーでいいという自治体もあれば原本じゃないとダメと言われるケースもあったり。自治体側の経験の差だと思いますけどね。
ご主人様
取り扱い事例の多い地方公共団体のところを参考にすると良いですね。税理士も知識不足でしたからね。ミスリードされるとこちらも時間浪費しちゃうからね。
空き家特例とか売却の契約を締結してる人って期限が切られてるので時間の浪費は避けたいところですね。
ありがとうございます。今後お問い合わせいただく方々のお手伝いができるよう努力してまいります。貴重な経験談をお話いただき本当にありがとうございました。