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東京都東大和市 株式会社敬聖工業
代表取締役 川﨑敬
東大和市、東村山市を中心に木造建築の取り壊しを手掛けている敬聖工業さん。
スタッフは皆さん明るく元気な職人さんたちばかりで、現場にはいつも活気が溢れています。
今回はそんな敬聖工業の川﨑社長に工事について詳しくお話を伺ってきました。
徹底した品質管理と法令の遵守
スタッフ
敬聖工業さんでは主にどのような建物の取り壊しを手掛けていますか?
川崎社長
自分たちの専門は木造建築の取り壊しです。年間では大体40棟くらいのご依頼をいただいています。
スタッフ
そうすると、ひと月あたりは、およそ2~3棟くらいになりますね。
川崎社長
そうですね。どうしても自分の目が届く範囲でやっていると、受けられるご依頼は限られます。取り壊し一筋で35年以上やっていますが、必ず現場に出て「自分の目で確かめる」というのは欠かしたことがありません。
スタッフ
経験が豊富な社長自ら現場の指揮を取ってもらえるのは心強いですね。ちなみに、建物の取り壊しをされる上で、一番大事にされていることは何でしょうか?
川崎社長
やっぱり「丁寧な仕事をすること」ですね。なるべく「騒音」や「ホコリ」を出さないのはもちろんのこと、可能な限り廃材を細かく分別したり、安全面に配慮したりして一つひとつの仕事を丁寧にやることが大切だと思っています。
スタッフ
建物の取り壊しは「ただ壊すだけ」といったイメージをお持ちの方が多いと思いますが、意外と注意しなければいけない項目が多いんですね。
川崎社長
法律の変更にともなって施工の方法が昔と比べて随分と変わりましたからね。今では考えられませんが、ヘルメットをしないで作業をするなんて光景もあたり前だったんですよ。今でも当時の印象から「建物の取り壊し=荒い・乱暴」といったイメージをお持ちの方は少なくないと思います。
スタッフ
環境面や安全面など、今と昔で変わったことは多いみたいですね。
法律の変更という点では、今後「アスベスト」を含む廃材の処分方法が厳しくなるようですが何か対策はされていますか?
川崎社長
うちでは、外部委託に頼らず、なるべく自分たちでアスベストの有無を正確に判断できるように、「調査者」の資格を取得しました。なので、使っている建材がわかれば、専門の業者に依頼しなくてもアスベストの有無を把握できる場合がありますよ。
スタッフ
毎回検査に出していると、どうしても見積りの金額は上がってしまいますからね。お客さんには分かりづらい部分ですが、こうした努力の積み重ねで費用を少しでも抑える取り組みをされているんですね。
川崎社長
法律の変更はこれまでに何度もありましたが、その度に柔軟な対応が求められてきました。業界はますます厳しくなっていく印象がありますが、いずれにしても法律に則った正しい施工を今後も続けていきたいですね。
経費削減のカギを握るのは廃材の処分方法
スタッフ
川崎社長
フロンガスの回収など、本来は他の業者さんに頼むのが一般的な作業も一括してお受け出来るところです。その結果、余計な中間マージンを抑えることができるんです。
スタッフ
依頼が一本化できて費用も抑えられるのは嬉しいですね。ちなみに、費用を抑える上で他にも力を入れている取り組みはありますか?
川崎社長
うちでは可能な限りゴミの分別・仕分けをして廃材の処分費を抑えるようにしています。業界全体として、廃材の処分費は年々高くなっています。中でも「混合ゴミ」と呼ばれる未分別のゴミは最も処分費が高額なんですよ。
スタッフ
いかに費用を抑えられるかは、「どれだけ廃材を細かく分別できるか」に掛かっているといっても良いですね。
川崎社長
大量の廃材を細かく分別するのは気が遠くなりますね。とはいえ、法律を守って正しい分別を行っていることは、「不法投棄」などのリスクがないといった信用の裏付けにもなりますね。
川崎社長
どれだけ工事をうまくやっても、結局「安い方が良い」という方は多いですから。せっかくなら、持ち前の丁寧な仕事で自分たちも納得できる仕事がしたいですね。
近隣への「配慮」と「コミュニケーション」が不可欠
スタッフ
工事をやっていて、一番難しいと感じるのはどのようなところでしょうか?
川崎社長
近隣の方とのコミュニケーションですね。工事をする方の多くは、新築工事を控えているケースが多いので、建物を取り壊して終わりではないんですよ。
川崎社長
なので、次の工事がやりづらくならないようにするためにも、工事をするに当たって近隣の方にご理解をいただくことは難しくもあり大事なことだと考えています。
スタッフ
どれだけ気をつけていても少なからず騒音や振動は出てしまいますからね。
川崎社長
つい先日は、現場近くの幼稚園で卒園式があると聞いたので、工事の日程を空けたところ喜んでもらえましたね。工事の進捗だけを考えれば作業をした方が費用は抑えられますが、当たり前の配慮や気配りができるかどうかで近隣の方に与える印象は大きく変わるんですよ。
スタッフ
それこそ、近隣からクレームが入って揉めてしまうと工事が思うように進まなくなってしまうケースもありますからね。
スタッフ
では最後に、これから建物の取り壊しを検討している方にアドバイスをお願いします。
川崎社長
業者を選ぶ際は金額だけで判断しないようにしてほしいですね。例えば、アスベストをはじめとする有害物質を正しく処分するにはどうしても追加の作業が発生します。なので、見積りの項目に漏れがないかしっかりチェックするのがポイントです。
川崎社長
ご自身だけで判断するのは難しいとは思いますが、わからないことをそのままにするのではなく、なるべく説明をしてもらって納得してから契約をされるのが良いと思います。
株式会社敬聖工業のインタビューまとめ
川﨑社長に今後の目標や、やりたい取り組みについてお伺いしたところ、「うちは少数精鋭なので、規模を広げていこうとは考えていません」とのことでした。
何でも、効率が全てではなく、「一軒一軒を着実にこなしていく姿勢を今後も変えたくはない」という強いこだわりがあるそうです。
「不法投棄」といった残念なニュースや噂を耳にして、「どの業者に頼めば良いか分からない」とお考えの方は多いと思います。
「東大和市・東村山市の周辺」で建物の取り壊しを検討している方は、法令を順守した確かな施工実績がある「敬聖工業」さんにぜひ相談してみてください。
株式会社敬聖工業の詳細情報
会社名 |
株式会社敬聖工業 |
所在地 |
〒207-0003 東京都東大和市狭山2-1241-15 |
代表者名 |
川﨑敬 |
電話番号 |
042-567-5872 |
営業日 |
月、火、水、木、金、土 |
営業時間 |
9:00~19:00 |
公式HP |
http://www.keiseikogyo.jp/ |
資本金 |
1,000万円 |
設立日 |
2005年4月 |
対応できる構造 |
木造、内装解体 |
対応業務 |
産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業、土木工事業 |
対応エリア |
東京都 |
許可番号(解体工事) |
【建設業許可】
東京都知事:第124798号 |
許可番号(その他) |
【産業廃棄物収集運搬業許可】
埼玉県知事:第01102132013号
東京都知事:第01300132013号
神奈川県知事:第01402132013号 |
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株式会社敬聖工業の口コミ
4.6
星5つ中の4.6(11件の評価)
星5つ 73%
星4つ 18%
星3つ 9%
星2つ 0%
星1つ 0%
2022年6月21日
遠距離からの依頼で心配していました。細目にメールで現場の写真を送って頂き安心しました。また、見積書も分かりやすく、電話での対応も丁寧でした。信頼のおける業者です。
とも