株式会社石井商事の会社情報・口コミ

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神奈川県横浜市泉区 株式会社 石井商事
代表取締役社長 石井賢士様

この記事では、業界で35年以上のキャリアを持つ「株式会社石井商事」の石井社長にお伺いした内容をもとに、建物の取り壊し工事に対する石井商事さんのこだわりや想いについてご紹介していきます。

未経験から業界に参入そして地域を代表する企業へ

スタッフスタッフ

石井社長、本日はよろしくお願いします。

石井社長石井社長

こちらこそよろしくお願いします。

スタッフスタッフ

では、早速ですが社長が取り壊しのお仕事を始められたきっかけを教えて下さい。

石井社長石井社長

私の父は運送屋を営んでいましたが、燃料代の高騰で父の本業が振るわなくなってきたんです。その時、父から「一緒に何か始めないか」と誘われて二人で事業を立ち上げました。

石井社長石井社長

当時は建物の取り壊し工事をやってるところがあまりなくて、たまたま経験のある人から「仕事は切れずにあるし意外といいよ」と聞いたのがきっかけです。

スタッフスタッフ

全くのゼロから取り壊しのお仕事を始められたんですか?

石井社長石井社長

そうですね。私はそれまで自動車の販売をやっていたので工事についてはさっぱりでした。父親も運送屋だったので全くの未経験です。最初は、下請けの仕事をしたり、名刺を作って不動産屋に営業に行ったりして仕事をもらっていましたね。

スタッフスタッフ

独立当初は大変だったんですね。

石井社長石井社長

最初は勝手が分からず苦労しましたよ。建物はただ闇雲に壊せば良いってもんじゃありませんから。建物の仕組みを把握していないと上手に壊すことはできないんですよ。

石井社長石井社長

特に手壊しでやる場合は、順序よく効率的に作業をしていく必要があります。同じ建物でも切断する場所を考えて進めていかないと、廃材がバラバラになって余計な手間がかかってしまいますからね。

運搬車両

スタッフスタッフ

手作業で建物を取り壊すのはかなり大変そうですが......。

石井社長石井社長

当初は重機がなかったので、重機が入るような場所でも手壊しで取り壊していましたよ。当時は重機を使うよりも手壊しの方が主流だったのもありますね。

石井社長石井社長

結果的には、手壊しで培った技術は重機を扱うようになってから大変役に立ちましたよ。結局、手壊しができないと重機を使ってもきれいに取り壊せないと後になって分かったんです。

スタッフスタッフ

「ただ壊すだけ」と思われがちですが、建物の取り壊しには様々な技術が必要なんですね。ちなみに、開業当初は何が一番大変でしたか?

石井社長石井社長

建物の上モノを壊すのはそれほど難しくなかったですが、基礎を手で壊すのは大変でしたよ。

石井社長石井社長

レンタルで重機を借りても高いですし、最初は借りてみたけど乗ったことはないし使い方が分からない。さらに、アタッチメントは今ほど充実していなかったので使い勝手が限られていたんですよ。

スタッフスタッフ

時代の流れで変化したところもあるみたいですね。

石井社長石井社長

廃材の処分に関してはどんどん厳しくなっています。35年前も中間処理場はありましたが、当時はきちんと分別して持っていけば使える資材に対してお金をくれたんです。

石井社長石井社長

それがしばらくして無料になって、今はでは廃棄物扱いでお金がかかるようになってしまいましたね。

スタッフスタッフ

昔は処理場からお金がもらえたなんて今では考えられないですね。

石井社長石井社長

後から色んな有害物質が分かってきて、あれはダメこれはダメと区別されるようになりました。特に、平成12年に建設リサイクル法ができてから廃材の分別は年々厳しくなっていますよ。

石井社長石井社長

石膏ボードの処分でもJISのロット番号を見て。いつ、どこで作られたのか調べてから適切な方法で処分しなければいけません。処理場でも確認をされます。

業界に携わる者としての使命

スタッフスタッフ

リサイクに関する法律が出来てから、建物の取り壊しはやりづらくなっているみたいですね。しかも、お客様は捨てるものにはお金をかけたくないって気持ちがあるでしょうから、業界全体として価格競争も激しくなりそうですね。

石井社長石井社長

もちろん、多くの取り壊し業者は少しでも価格を抑える為に処分費用が安い処理場を探します。でも私たちが持っていくのはリサイクル率が高いところなんですよ。

石井社長石井社長

どんなに難しい状況になっても法律や決まりはしっかり守る。さらに、自信を持って提供できる品質を担保する。そこにコストが掛ったとしてもこれだけは徹底しなければいけないと思ってます。

アタッチメント

スタッフスタッフ

法令に遵守した適切な施工にこだわりを持ってもらえるのは心強いです。怪我や事故の防止のために工夫されていることはあるのでしょうか?

石井社長石井社長

怪我や事故の防止に対する意識を高める決起集会は、業者同士の付き合いの数だけあります。そういった行事には、定期的に参加していますよ。でも実際、現場の職人たちはどれだけ「墜落制止用器具をしなさい」「ヘルメットして、あご紐付けなさい」といってもやっぱり楽な方を選ぶんです。

石井社長石井社長

だから、高所作業の際は墜落制止用器具を付けている写真を現場で撮って送ってもらい、私がそれをチェックする体制を取っています。

スタッフスタッフ

社長自らがチェックするなら現場の職人さんたちも気が抜けないですね

石井社長石井社長

それでも中には途中で外すものがいるので、墜落制止用器具を使っている写真も一緒に撮って送ってもらうようにしています(笑)

石井社長石井社長

転落の事故は何十年も前からずっと無くならないじゃないですか。だから私はベテランにも新米にも口をすっぱくして毎回いうようにしています。むしろ繰り返し言わないとダメなんですよ。

スタッフスタッフ

すると、普段から心がけて習慣化することが大切ですね。

石井社長石井社長

習慣化という点では、スタッフのモチベーションに繋がるような取り組みも大事にしています。特に、壊す工事はなかなか評価されないですからね。

石井社長石井社長

毎回工事の後にお客様からアンケートを取って、朝礼で読んであげると皆喜んでくれますね。特に、若いスタッフがやる気を出してくれるので活気が出るんですよ。

工事への思いと今後について

スタッフスタッフ

長年、建物の取り壊しに携わってきた社長から見て、工事を手掛ける上で最も注意が必要な点はどんなところだと思いますか?

石井社長石井社長

取り壊し工事と聞くと乱暴なイメージがあるかもしれませんが、実はすごく繊細なんですよ。例えば、作業をして道路を汚してそのままにしてたらどうでしょう?騒音が原因で近隣住民から苦情がきたらどうでしょう?お客様に喜んでもらえないんですよ。

石井社長石井社長

だからこそ、私達は常にお客様目線で作業を進めないといけないんです。なので、私は手掛ける工事は全てサービス業だと思ってます。

スタッフスタッフ

単に建物を撤去するだけではないということですね。

石井社長石井社長

時には、遠方に住んでいて現場を見に来れないお客様もいます。そのような場合は、進捗をデジカメで撮ってメールで送ってあげると滞りなく工事が進んでいることをお伝えできます。

石井社長石井社長

お客様目線でやるとなれば必然的にやることが増え、手間もかかります。でも、私達がやってるのは工事なので商品や製品を作るのとは違うんですよ。

スタッフスタッフ

値段だけじゃない部分があるわけですね。「工事はサービス業のひとつ」という考え方、とても勉強になります。最後に、今後の目標などがあれば教えてください。

石井社長石井社長

技術を高めて、もう一歩お客様に喜んでもらえる会社にしたいですね。スマホやパソコンを使っていてもバージョンアップが定期的に来るように、世の中は常に進化していくものなんですよね。やっぱり進化って止まらないんですよ。

石井社長石井社長

幸い、私の会社では若いスタッフが切磋琢磨して技術を高め合っています。他の会社を辞めて、わざわざ自分たちの会社を頼って来てくれる職人もいます。

スタッフスタッフ

時代の変化にあわせて進歩し続ける石井商事さんの取り組みに感銘を受ける方が少なくないわけですね。

石井社長石井社長

もっと規模を大きくしたいとかはあまりないですが、質を高めてより良いサービスが提供できる会社にしたいと思います。

スタッフスタッフ

品質の向上は永遠のテーマということですね。他にも力を入れていきたい取り組になどはありますか?

石井社長石井社長

あとは若い世代を育てて行きたいですね。若い子たちが「将来自分も工事を続けていきたい」と思える会社にするのも私の役目ですから。本当は自分が直接教えてあげられればもっと早く上達するでしょうが、間に責任者を挟んでいるのでそうも行きません。

石井社長石井社長

責任者は彼らで、私の手前どうやって工期を早められるか考えているでしょうし、誰をどの位置で作業させたら上手く行くのかも考えられなければいけません。いずれにしても、せっかく始めたこの会社が自分の代で終わるのではなく、次の世代に繋げて行きたいですね。

スタッフスタッフ

ぜひ、これからも石井商事さんが地元地域に愛されながら活躍し続ける将来に期待したいですね。石井社長、貴重なお話をたくさん聞かせていただきありがとうございました。

石井社長石井社長

こちらこそありがとうございました。

株式会社石井商事のインタビューまとめ

確かな実績を築きながらも決して慢心することなく、技術や品質を高め続けようとする石井社長。

インタビューを通じて社長の並々ならぬ使命感を感じました。

お父様と作り上げた石井商事が、今後も末永く地域の方に愛される業界のトップ企業であり続けて欲しいです。

株式会社石井商事の詳細情報

会社名 株式会社石井商事
所在地 〒245-0017
神奈川県横浜市泉区下飯田町730-1
代表者名 石井賢士
電話番号 045-802-7431
営業日 月、火、水、木、金、土
営業時間 9:00~18:00
公式HP https://ishii-syouji.co.jp/
資本金 2,000万円
設立日 1963年8月1日
対応できる構造 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、内装解体
対応業務 産業廃棄物収集運搬業、土木工事業、外構工事業
対応エリア 神奈川県
許可番号(解体工事) 【建設業許可】
神奈川県知事:第064881号
許可番号(その他) 【産業廃棄物収集運搬業許可】
東京都知事:第01300024751号
神奈川県知事:第01402024751号
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株式会社石井商事の口コミ

Rated 5 out of 5
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とても仕事が丁寧な業者さんでした

Rated 5 out of 5
2024年3月12日

見積りでの現地調査の際は社長さんを含め2人で訪問されました。

1人が建物や周辺の調査をしている間に、社長さんが段取りや工事内容の説明を丁寧に解り易くしてくださり、質問事項や要望にも的確に答えてくださいました。

別業者による隣家の工事を引き継いだ工事となってしまったこともあり、建物の元の状態が非常に悪く、近隣住民のストレスもピークに達していたので、工事に対して大変不安を感じていました。

ですが、近隣挨拶の際には、社長さん自ら丁寧にしていただき、工期も予定より非常に早い4日間で仕上げていただきました。

丁寧に作業してくださり、仕上がりの状態もとても綺麗でした。

近隣住民の評判も非常に良かったです。

契約から工事完了までの流れはとてもスムーズでした。

私の場合、計画道路の立退きによる建物取り壊し工事を依頼したので、途中で国交省の確認作業が入ったのですが、国交省との打ち合わせもしていただきました。

また、追加費用も発生せず、見積書の金額と同額でした。

すばらしい業者さんに出会えて本当によかったと思います。

MF

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